内容説明
混迷の現代を生きるために時空を超えて語られる道元禅師からのメッセージ。分かりやすい実例と、優しく語りかけるような解説から、週末に自分を見つめ直し、禅仏教の教えを活かす生き方を試みる。
目次
第1章 私って何だろう―意味があれば苦も楽になる不思議
第2章 生きることと死ぬことからの発見―生老病死をつき抜けて生ききる喜び
第3章 心の汚れと純粋さとの境で生きる―苦悩から明かりへのバネ
第4章 無心との出会いは自我を越えて来る―あこがれれば見えてくるもの
第5章 自然と同化するさわやかさ―月と私の共鳴で発露する
第6章 地獄で生きていけるか―現実から逃げないで、よかったにできますよ
第7章 瞑想の寂静心は活動しながら揺らがない―落ち着いた自己は自由に働く
著者等紹介
中野東禅[ナカノトウゼン]
1939年、静岡県生まれ。駒沢大学仏教学部禅学科卒業、同大大学院修士課程修了。曹洞宗教化研修所主事などを経て、現在、京都市・竜宝寺の住職。また、曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師、「南無の会」副総務を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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自己を考える 私って何だろう―意味があれば苦も楽になる不思議 生きることと死ぬことからの発見―生老病死を突き抜けて今をいききる喜び 心の汚れと純粋さとの境で生きる―苦悩から明かりへのバネ 無心との出会いは自我を越えて―あこがれれば見えてくるもの 自然と同化するさわやかさ―月と私の共鳴で発露する 地獄で生きていけるか―現実から逃げないで、よかったにできます 瞑想の寂静心は活動しながら揺らがない―自己は自由に働く 市民の生き方としての正法眼蔵解釈があってもいい 無常を観ずる時、吾我の心生ぜず=如実知見2024/09/13