内容説明
どうして、数か月先までの天候の予想ができるの?長期予報の基礎知識、最新の技術をわかりやすく、楽しく解説。
目次
1 長期予報とは
2 長期予報を理解するための基礎知識
3 長期予報技術の背景となる知見
4 今日の長期予報
5 長期予報ができるまで
6 諸外国の季節予報システムの状況
7 長期予報の上手な利用に向けて
長期予報についてさらに理解を深めるために
付録
著者等紹介
酒井重典[サカイシゲノリ]
1964年気象大学校卒業。第10次・第16次南極地域観測隊員として昭和基地にて越冬。気象庁長期予報課予報官、函館海洋気象台予報課長、鳥取・盛岡・新潟地方気象台長。気象庁退官後、東京電力(株)系統運用部気象担当部長。2006年日本気象予報士会会長。専門は気象予報、長期予報(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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五番町睦十/ごばんちょう むつじう
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ちょっと自分みたいなワナビーには重たい話だったなあ。気象予報士試験のテキストにするには細かい話、さりとて計算機に興味があれば面白い話。 あ、そういえばロス/コストのところが具体例に富んでいた。2013/06/09
こばこ
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長期予報についての概要から始まり、その歴史、最新の知見、更には利用法までと、丁寧に詳述してある良書。個人的には後半部分の「長期予報が出来るまで」「長期予報の上手な利用に向けて」のところに発見が有った。特に後者に関しては産業に資する利用法の事が書いてあり、こうした用途の情報利用を促すのに参考に出来ると感じるところ。2012/11/24