『鎌倉遺文』の研究

『鎌倉遺文』の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490207323
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C3021

内容説明

『鎌倉遺文』(竹内理三編全42巻補遺4巻)が中世史研究に果たした役割は、計り知れないものがある。今後も中世史研究に不可欠であるこの史料集について、著者はその十全な活用をめざし、本書において数々の貴重な提言、問題提起をおこなった。

目次

第1章 『鎌倉遺文無年号文書目録』の作成
第2章 『鎌倉遺文』研究の視点
第3章 『鎌倉遺文』無年号文書の重複について
第4章 『鎌倉遺文』研究の課題
第5章 『鎌倉遺文』研究の課題―特に収録重複文書について
第6章 刊行史料集整理の必要性―『鎌倉遺文』所収文書を中心に
第7章 『鎌倉遺文』所収重複文書の確定と削除
第8章 『鎌倉遺文』所収文書に見える「貞永式目」適用文書について
第9章 『鎌倉遺文』所収「白河本東寺文書」と「東寺百合文書」対照編年目録の作成
第10章 『鎌倉遺文』未収録九州地方編年文書目録

著者等紹介

瀬野精一郎[セノセイイチロウ]
1931年、長崎県佐世保市生まれ。1957年、九州大学大学院文学研究科国史専攻修士課程修了。九州大学文学部助手、東京大学史料編纂所助教授、早稲田大学文学部教授を経て現在、早稲田大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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