近世日本海海運史の研究―北前船と抜荷

近世日本海海運史の研究―北前船と抜荷

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  • サイズ A5判/ページ数 374,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490206555
  • NDC分類 683.21
  • Cコード C3021

内容説明

薩摩藩の密貿易と富山売薬商の取引を中心に、日本海を主に日本列島をめぐる抜荷や昆布・俵物の輸送・取引に関わる北前船と廻船問屋、銭屋五兵衛ら海商との関係、さらにこの抜荷輸送北前船の実態を解明し、近世流通、交通を明らかにした、近世海運史の白眉。

目次

薩摩廻船の日本海航海と抜荷輸送
加賀の北前船展開と抜荷
越中の北前船と抜荷輸送
長慶寺の薩摩その他より寄進の羅漢
近世後期の密買い俵物輸送
昆布輸送越前廻船の漂流と海浦の廻船業
銭屋五兵衛と抜荷
富山売薬商の昆布・抜荷輸送と廻船・飛脚
加越能の抜荷取引湊の廻船問屋・海商発展と富山売薬商の抜荷取引
幕末期、富山売薬商薩摩組の抜荷取引の実態
能登黒島の廻船業発展と新潟廻船問屋当銀屋
大坂・北国間賃積輸送機構と「抜荷」輸送

著者等紹介

深井甚三[フカイジンゾウ]
1949年埼玉県に生まれる。1972年東北大学文学部を卒業し、1978年東北大学大学院文学研究科博士後期課程を出、東北大学文学部助手となる。1981年富山大学教育学部(二〇〇五年人間発達科学部に改組)講師に着任し、その後、助教授をへて教授となり、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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