内容説明
本書は、正社員のみを対象にしているわけではなく、「労働者」を対象として、「労働者」の権利と会社の義務を明らかにしていくものである。
目次
第1章 「賃金」でよくある違法行為
第2章 「賞与・退職金」でよくある違法行為
第3章 「労働時間・休憩・休日」でよくある違法行為
第4章 「年次有給休暇」でよくある違法行為
第5章 「配置転換」でよくある違法行為
第6章 「懲戒処分」でよくある違法行為
第7章 「女性の雇用管理」でよくある違法行為
第8章 「解雇」でよくある違法行為
第9章 「退職」でよくある違法行為
第10章 「その他」よくある違法行為
第11章 労働法違反があった場合にどうするのか
著者等紹介
梅本達司[ウメモトタツジ]
1968年生まれ、桜美林大学卒業。特定社会保険労務士。ティースリー社会保険労務士事務所所長。大原法律専門学校にて非常勤講師も務め、横浜企業経営支援財団のエキスパート専門員、せたがやeカレッジ「面白いほどわかる社会保険」の講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じょな
2
社内不倫を理由とした懲戒解雇は有効か?→無効(^∇^)2014/06/08
miri
1
学んでいないのだから、せめて労働に関する入門編の法律でもと思い読み進める。育児・介護休業法で「小学校就学前の子を養育する労働者が請求した場合、会社は36協定があったとしても1ヶ月について24時間、1年について150時間を超えて時間外労働をさせてはならない」(P.143)とある。この本で初めて知る。無知ということの怖さ。権利があるにもかかわらず、知らないから権利を有効に使えていない現実に凹む。2018/09/25
Kazuki Hirano
0
2013/05/06
こうきち
0
労働者視点からのQ&Aなので、非常に読みやすい作りでした。 現実には、つねに会社を訴えるわけにはいかないのですが、そういった日和見主義なないようではなく、違反なものは違反であるといいきっているのが良いところですね。 書籍は誰が読むかわかりませんから、しっかり書く必要があります。2010/12/01
czk
0
目次だけでも有益。本文は事例と罰則を解説している。あまり深くつっこむと経営者側ににらまれそうなので、職場での読むことはオススメしない。2010/04/07
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- 和書
- 実践貿易実務 (第9版)