老いの愉楽―「老人文学」の魅力

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490206463
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

出版社内容情報

人生を長く生きてきた経験からの豊かさを描いた「老人文学」を、エロスや華やぎ・自在な境地などの視点から読み解く。

内容説明

日本の近現代文学を老いの視点から読み解く。シニア世代に発信するラジカルな一冊。

目次

女性/老いの創造力 老いのエロス(瀬戸内寂聴―いよよ華やぐ命なりけり‐表現することのエロス;田辺聖子―「姥ざかり」シリーズの魅力‐「はっさいさん」の人生指南;大庭みな子―大庭みな子の笑い‐『海にゆらぐ糸』『わらべ唄夢譚』『楽しみの日々』より ほか)
男性/老いの創造力 老いのエロス(五木寛之―仏教への旅‐しなやかな国際遊行;黒井千次―『一日 夢の柵』‐老いのエロス;古井由吉―空襲世代の終末論‐『白暗淵』の世界を紡ぐ文体 ほか)
テーマ別“老い”のブックガイド(“老い”の発見;定年;愛・性 ほか)

著者等紹介

尾形明子[オガタアキコ]
東京女学館大学教授

長谷川啓[ハセガワケイ]
城西短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カタコッタ

13
『老人文学』というジャンルがあることをはじめて知った。読みたくなった本は何冊かある。これからずっと付き合う自分自身の老い。最近は、誕生日が嬉しくない。しかも、あっという間にまた訪れる。老いは自身の死を覚悟しないと付き合っていけない事なのでしょう。2019/07/20

よっちん

0
図書館2015/08/15

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