出版社内容情報
土地などの売買契約書である売券について、奈良時代から江戸時代まで、その様式の変化や付帯条件の変化を、文書を掲げ解説した。
内容説明
古文書入門を視野に入れて、売券の歴史的展開を検討。刊行された史料集を用い、解読・補注を加えて、入門者の便宜を図るとともに、売券の時代的様式の変化を論考。巻末に各種一覧表を付す。
目次
第1章 売券の様式
第2章 追奪担保文言のある売券
第3章 徳政担保文言のある売券
第4章 本銭返特約のある売券
附録1 借書
附録2 離縁状
付表
著者等紹介
瀧澤武雄[タキザワタケオ]
1921年生。43年早稲田大学(文学部史学科国史専修)卒業、1947年同大学院退学。71年早稲田大学教授(文学部)、92年定年退職、現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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