内容説明
ゆっくり訪れたい保養地や身近で緑豊かな都市公園などなだらかで歩きやすいコースをマップとともに詳しく紹介。
目次
1 森林療法とは
2 なぜ森林は健康によいのか
3 森林療法の実際
4 森林療法に向いている森林とは
5 森林養生プログラム
ガイド編―森林療法コースガイド
樹木ガイド
著者等紹介
降矢英成[フルヤエイセイ]
1959年生まれ。東京医科歯科大学卒業。赤坂溜池クリニック院長および併設するホリスティックヘルス情報室代表。人間を全体的な視点からとらえる「ホリスティック医学」の理念をモットーに、クリニックでの診療だけでなく、帯津三敬病院、統合医療ビレッジ、富士ウェルネスセンターなどで心療内科を中心に診療を行なっている。NPO法人日本ホリスティック医学協会常任理事、メディカルハーブ広報センター常任理事、NPO法人統合医療塾理事。日本心身医学会認定医、日本代替・相補・伝統医療連絡会議(JACT)認定医
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hayate
0
ちょうど10年くらい前に書かれた本ではあるが、「癒し」がブームだった時期に、より医学的な見地から森林の利点について書かれている良書。といっても内容は難しくなく、具体的に「森林」がどう健康にいいのかや、森林療法におすすめな日本国内の森林が紹介されていて、まさしくハンドブックとして持ち歩けるものだと思う。最近だと「森林セラピスト」などの資格もあるようだが、実際に社会に浸透しているかはまだまだ疑問であるため、より社会的な認知が求められるのかもしれない。2016/04/11
とまる
0
休日は山登りをして過ごす、という方も多いと思う。紅葉や神社仏閣などが素晴らしい山は勿論、特にそうした名所を掲げていない山にでも人が来るのは何故か。きっとそれは、多くの人が「癒される」と感じているから。 最近だいぶ有名になった芳香物質“フィトンチット”や自然免疫の主要因子“ナチュラルキラー細胞”も森林療法の重要なキーワード。森林の「癒し」は決して雰囲気だけのものでなく、科学的な証明が進んでいる。 鬱病や自律神経失調症の罹患者が増え続ける中で、通常の医療と こうした森林療法を併用することがもっと一般的な選2012/11/03