出版社内容情報
一三〇〇年前に作られた我が国前古の戸籍「御野国戸籍」を、考古学・地理学等の成果を取り入れて新たに読み直しを計る。
目次
1 戸籍を読み解く(里の成り立ちと九等戸制;里の成り立ちと三政戸制 ほか)
2 戸籍の社会(造寺と建郡;美濃の集落 ほか)
3 漢字文化圏の中の戸籍(文字言語文化としての戸籍;朝鮮半島金石文にみえる家族・親族・共同体成員の呼称について ほか)
4 残された戸籍と比定地(戸籍をつくる;味蜂間郡春部里 ほか)
著者等紹介
新川登亀男[シンカワトキオ]
早稲田大学教授
早川万年[ハヤカワマンネン]
岐阜大学助教授
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