高校留学生に対する日本語教育の方法―言語学習と文化学習の統合と学習支援システムの構築にむけて

高校留学生に対する日本語教育の方法―言語学習と文化学習の統合と学習支援システムの構築にむけて

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490204254
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C3081

内容説明

近年高校生の交際交流が盛んになってきている。しかし海外に留学する日本人高校生に比べ、日本が海外から受け入れる高校生の数は極めて少ない。その原因の一つに日本語という言語の学習と受け入れ環境としての日本の持つ複合的な問題がある。本書は日本語教育という立場に立って、高校留学生の日本における日本語学習の実態を言語と文化の学習という視点から実証的に考察し、学習を効果的に行うための学習支援を教材開発と支援のあり方という観点から論じるものである。

目次

日本における高校留学生の特性と制約―問題の所在
第1部 高校留学生の言語学習と文化学習―実態の調査と分析(研究の目的・研究の方法・研究の特徴と意義;先行研究と研究の視点;日本語学習の縦断的考察;日本語学習の方法の考察;動機と態度の考察 ほか)
第2部 高校留学生に対する日本語教育のカリキュラムデザインと学習支援システムの開発(日本語教育のカリキュラムデザイン;高校留学生の日本語学習の支援)

著者等紹介

村野良子[ムラノリョウコ]
国際基督教大学教養学部卒業。東京都立大学社会科学研究科修士課程修了。モナシュ大学(オーストラリア)、早稲田大学、成蹊大学、国際基督教大学などで日本語教育に携わり、現在学習院大学文学部日本語日本文学科教授。Ph.D.(国際基督教大学比較文化研究科)。主著書に『絵とタスクで学ぶにほんご』(谷道まやと共著)、『留学生の12か月』(谷道まやと共著)、『絵でマスター日本語基本文型85』(以上凡人社)、『きょうからはじめる日本語』(アルク)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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