内容説明
江戸の笑いとユーモア…。情味ゆたかな挿絵入り小咄171話を紹介。「笑いの文芸」噺本から江戸の世相・風俗と庶民の心の機微・喜怒哀楽を読みとる。
目次
絵入り噺本の流れ
1 絵本仕立噺本
2 黄表紙仕立噺本
3 合巻仕立噺本
4 特殊絵入り噺本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dobrydenkrtek
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絵入りの小咄が171話収録。影印と翻字があり漢字と仮名の混じった板本のくずし字の練習になる。はなしが面白く、1ページから最大でも見開き程度なので、すこしずつよんでいくこともできる。この本も何度も図書館から借りだし、くずし字の読解にトライして挫折していたもの。今回、読了することができた。やはり慣れてきたのだろう。くずし字に慣れるには一字一字覚えるのではなく、書きながら文字を一回整理したら短い単語レベルの簡単なものから文、文章へと難易度を徐々に上げつつ、短期間で集中的にやるほうがよいみたいだ。2023/09/18