内容説明
室町時代以後明治に至る代表的な茶の古典の中から、これはと思う言葉を115ほど選び出し、私なりに解説を加え、所見をのべ、茶の心を解明してみた。
目次
綺麗ずき
酒色をつつしむ
慢心と我執
心の師となれ
目立たぬように
面白きこと
藁屋に名馬
燗鍋ひとつ
梅花一宇
佗びのことば
物外をたのしむ
身の盛り20年
枯れかじけて寒かれ
茶の飲みよう
数寄者とは
心の清き人
茶ずきと茶飲みと茶喰い
数寄とは
あるがままに
平常の行跡
禅法の得心
茶花はかろがろと
茶湯者と数寄者と名人
四季の茶花
目あき
真の茶
客振りのこと
亭主振りのこと
師に別れてのち
茶湯年来稽古
茶湯は禅僧の行事
朝夕となえることば
二畳の座敷
一畳半の座敷
昼夜茶湯をすく覚悟
茶湯を身過ぎにすること〔ほか〕



