内容説明
世界史・欧米の社会と文化・戦争・宗教対立・民族紛争を読み解くカギとして。
目次
第1章 キリスト教の起源
第2章 キリスト教の誕生と原初の教会
第3章 帝国による迫害とキリスト教の公認
第4章 中世のキリスト教
第5章 宗教改革とその余波
第6章 近代のキリスト教
第7章 近代ドイツ・プロテスタント神学
第8章 現代のキリスト教
第9章 東方正教会
第10章 日本のキリスト教
第11章 聖書の成り立ちと構成
第12章 キリスト教の教え
第13章 祭りと通過儀礼
第14章 キリスト教と西洋文化
著者等紹介
高尾利数[タカオトシカズ]
1930年山梨県生まれ。1951~53年コロンビア大学ユニオン神学校ほかで学ぶ。1959年東京神学大学大学院修了。法政大学名誉教授。2018年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/b43bba87-d738-4d61-920c-417bcc2881c32025/07/04
Mayuko Komori
2
✨✨✨ 全く入門ではなく、とても内容が濃く、読むのにすごい時間がかかった。2025/05/17
けいこう
2
やさしい内容だけど、批判的な視点で書かれていて、面白かった。また、解説者が、著者の訳業について現在では否定されているようなものもたくさん訳していたと書いており、本文中の註でたくさん出てくる著書による訳書はどのような位置付けになっているのだろうかと気になる。2024/09/28
takao
2
ふむ2024/06/28
のすけ
0
キリスト教の歴史や西洋思想との関わり、現代社会の中でキリスト教が果たしているあるいははたすべき役割について批判的に分析した本。『高校生からのキリスト教入門事典』とあるが、かなりの読み応えがある。脚注に参考文献も豊富で、さらに知識を深めたい読者への案内が充実している。西洋思想について知る上でその時代のキリスト教のあり方は切っても切り離せない関係であることを改めて感じた。西洋思想についての本を読む際、手元に置いておきたい本。2025/06/06