出版社内容情報
飛び地のみならず、他県への割り込み、山頂争奪戦があった県境etc、
全国144地区(44都道府県、382市区町村)の奇妙な境界線をこの一冊に凝縮。
都道府県境は、地図では一点鎖線で表記される。山の稜線をつなぐような県境、あるいは川の真ん中に引かれた県境は、見ただけですぐ分かる。ところが、複雑に入り組んだ線になっている県境や、川や湖の真ん中に引いてあるべき市町村境が片方に大きくせりだしている、あるいは小さな無人島なのに島を二分するように県境が引かれているなど、よく見ると不思議に思える境界が数多くある。
なぜこのような県境になってしまったのかと首をひねるような境界を紹介し、どうしてそのような県境・市町村境ができたのかについても解説。
◇本書で取り上げたおかしな境界線
・形が面白い境界線!?
ゴルフ場に子供の落書きのような境界線/てるてる坊主のような形/動物の頭に見える/蟹のハサミに挟まれている場所 ほか
・飛び地の謎!?
山奥にある秘湯だけがなぜ飛び地?/小学校の移転による住民感情のもつれが原因だった/日本一大きな無人の飛び地 ほか
・島や中洲に境界線!?
砂洲の先端だけが他の市/無人島に引かれた県境/2つの岩礁の間に県境が走る/漁民たちの争いで分かれた島 ほか
・空港や駅、建造物の中に通る境界線
国道の最高地点に建つ県境の宿/空港に向かって延びている悪魔の手/静岡空港の地下を東海道新幹線が走る ほか
■目次
はじめに
第1章 複雑怪奇な県境・市町村境
第2章 奇妙で珍しい境界線
第3章 全国各地に点在する飛び地
第4章 複雑な境界線と飛び地の交錯地帯
第5章 島や中州などにも境界がある
第6章 空港、駅、建造物の中にも境界線がある
県別・市町村名索引
【著者紹介】
◎浅井 建爾
地理・地図研究家。日本地図学会会員。
青年時代に自転車で日本一周を完遂する過程で、都道府県および市町村の境界線に興味をもつ。著書にベストセラーになった『日本全国「県境」の謎』のほか、多数ある。
内容説明
全国には47都道府県と1718の市町村、それに政令指定都市の175の行政区、および23の東京特別区があり(2022年12月末)、隣接する県や市区町村との間には境界線が引かれている。しかも、境界線はまっすぐに引かれているわけではなく、複雑に屈曲している境界線が少なくない。以下の章ごとに奇妙な境界を解説する。
目次
第1章 複雑怪奇な県境・市町村境
第2章 奇妙で珍しい境界線
第3章 全国各地に点在する飛び地
第4章 複雑な境界線と飛び地の交錯地帯
第5章 島や中洲などにも境界線がある
第6章 空港、駅、建造物の中にも境界線がある
著者等紹介
浅井建爾[アサイケンジ]
地理・地図研究家。日本地図学会会員。青年時代に自転車で日本一周を完遂する過程で、都道府県および市町村の境界線に興味を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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