出版社内容情報
平成の31年間をことばで振り返る辞典。意味、用法、用例だけでなく、時代背景、世相なども盛り込みつつ、初出や造語者なども紹介する。既に死語となったもの、背景が思い出せない語、定着・発展したことばなどを詳しく解説。
目次
各年冒頭に略年表と流行歌、本、商品などを掲載
平成元年(セクシャルハラスメント、チャラ男、渋カジ…)~平成31年(後悔などあろうはずがない、アポ電強盗、バイトテロ…)
ことばは六つに意味分類して配列
「人を表すことば」
「人の行動を表すことば」
「人の容貌・性格を表すことば」
「形容することば」
「物事の名を表すことば」
「言語表現」
巻末に造語者リスト、平成の新語・流行語概説
総合50音順索引
内容説明
平成を彩った新語・流行語約1400語を、初出や造語者の情報、多くの使用例などを交えて詳しく解説。
著者等紹介
米川明彦[ヨネカワアキヒコ]
1955年1月生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(国語学専攻)。学術博士。梅花女子大学教授。専門は俗語・手話研究。編著書『日本語―手話辞典』(監修、全日本ろうあ連盟、第17回新村出賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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M
48
初耳の言葉もあれば、新語が定着し、いまだに使い続けられている言葉もあれば、完全に廃れたものも。 “ノーパンしゃぶしゃぶ”でコーヒー吹き出しそうにw2019/11/24
壱萬参仟縁
32
今朝のショートネタとして。三高、学級崩壊、YouTuberを参考にしました。ありがとうございます。よろしければ。https://youtube.com/shorts/Ufd_XNSD-B0?feature=share2021/12/25
たろーたん
0
意外と多いのが結婚・離婚の言葉で、結婚難民、成田離婚、バツイチ、できちゃった婚、負け犬、街コン、官製婚活など平成の前半に多い。ある意味、結婚観が揺らいだ時期でもあるのかな、と。また、○○ハラスメントも多くある。セクハラ、アカハラ、アルハラ、パワハラ、ドクハラ、マタハラ、モラハラなどあり、萌芽は割と平成の前半にもあった。他には、○○活も多く、就活、婚活、終活、朝活、恋活、パパ活などがある。平成前半では○○症候群、帰宅恐怖症候群、クロワッサン症候群、結婚しないかもしれない症候群、(続)2024/06/13
てらさか
0
言葉が出だしたのは○年で、はやったのはこのあと!というのが結構あった。ばっちり平成31年もフォローしてある。こうして平成がまとめられたのだなあ。2020/02/29