出版社内容情報
感動詞・呼びかけ・掛け声など、私たちが発する言葉、マンガの背景などに使われる文字表記までまとめた初めての辞典定評ある『用法辞典』シリーズの一環として、現代日本語における「感動詞」をとりあげ、感動(おや・まあ)呼びかけ(おい・もし)応答(はい・うん)誘いかけ(さあ)掛け声(それ・よいしょ)間投詞(えー・あのー)など、420語を収録。感動詞の意味は、その音調と密接に結びついており、私たちはその音調の違いによって似たような音声の感動詞の意味を分別している。本書は、感動詞の意味を弁別し、表記から元の音声を再現できる新しい音調表記法「三線譜」を採用し、解説。
はしがき
凡例
叫び声は言葉か
本書の特色と使い方
現代感動詞用法辞典
付録
「あいうえお」の発音と感動詞
「こそあど言葉」と感動詞
肯定・否定と問い直しの表現
遠隔表現とは何か
索引
浅田 秀子[アサダ ヒデコ]
辞書編集者・日本語研究者・日本語教師。東北大学文学部国語学専攻卒業。出版社勤務をへて、現在日本語コスモス代表。日本大学非常勤講師。著書に『現代形容詞用法辞典』『現代副詞用法辞典』『現代擬音語擬態語用法辞典』(東京堂出版)『「敬語」論―ウタから敬語へ』(勉誠出版)など。
内容説明
現代日本語の「感動詞」420語の用法を懇切に解説!人間の口から発せられる感動詞・呼びかけ・挨拶・応答・掛け声、マンガの背景などに用いられる音声表現、一般に人の音声の擬音語として認定されているものなどを、幅広く収録。著者考案になる「三線譜」により、感動詞の音調を正確に記述した。
目次
叫び声は言葉か
本書の特色と使い方
現代感動詞用法辞典
付録 (「あいうえお」の発音と感動詞;「こそあど言葉」と感動詞;肯定・否定と問い直しの表現;遠隔表現とは何か)
著者等紹介
浅田秀子[アサダヒデコ]
辞書編集者・日本語研究者・日本語教師・メゾソプラノ歌手。昭和28年東京都に生まれる。東北大学文学部国語学専攻卒業。博士(文学)。出版社勤務を経て、現在、日本語コスモス代表、日本大学非常勤講師。元・中国河北大学外文系日語科教師。日本文藝家協会・日本語学会・待遇コミュニケーション学会・FSS(フランツ・シューベルト・ソサエティ)・JDL(日本ドイツリート協会)・日本野鳥の会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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