インドを知る事典 (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490108798
  • NDC分類 292.5
  • Cコード C0525

出版社内容情報

『インドを知る事典』の刊行から9年。めまぐるしく変わるインド事情を、最新の研究・情報をもとに全面的に書き直した一冊『インドを知る事典』の刊行から9年。刻々と変わるインドの現状を鑑みて、全面書き直し。世界第2位の人口で、IT技術など世界の中心地になりつつあるインドを、歴史や宗教をはじめ、現代インドの「衣」「食」「住」、服飾やファッション、映画まで、旅行やビジネスでのインド訪問やインドでの生活に必携最新情報に基づき叙述。旅行者からビジネスマンまで必携の書。



第?章 インドとは 

第?章 インドの歴史と宗教

第?章 インドの「衣」

第?章 インドの「食」

第?章 インドの「住」

第?章 インド人と「美」

第?章 インド人の暮らし

第?章 新しいライフスタイルの出現

第?章 インド映画のいま 

第?章 インドの産業と環境問題

第XI章 いざインドへ!

山下 博司[ヤマシ タヒロシ]
仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。マドラス大学大学院哲学研究科博士課程修了。Ph.D.(哲学博士)。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授。著書に『ヒンドゥー教とインド社会』など。映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』などの字幕・監修も手がける。

岡光 信子[オカミツ ノブコ]
大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。マドゥライ・カーマラージ大学留学。専攻は文化人類学。主な論文に、「宗教組織とボランティア」(『東方』第21号)ほか多数。インド映画の字幕慣習に『ボンベイ』・『ザ・デゥオ』がある。

内容説明

BRICsの一角として、これからの世界を牽引するインド。歴史・宗教や衣食住、産業界の現状からインドへの旅行・生活まで、世界が注目するインドのすべてがわかる。

目次

第1章 インドとは?
第2章 インドの歴史と宗教
第3章 インドの「衣」
第4章 インドの「食」
第5章 インドの「住」
第6章 インド人と「美」
第7章 インドでの暮らし
第8章 新しいライフスタイルの出現
第9章 インド映画の歩みと現状
第10章 産業界の最新事情と環境問題
第11章 いざインドへ!

著者等紹介

山下博司[ヤマシタヒロシ]
仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。マドラス大学ラーダークリシュナン哲学高等研究所博士課程修了、Ph.D.。専攻はインド文化史・思想史、南アジア地域研究。南アジア以外に、東南アジア、中東、北米、ヨーロッパ等で宗教調査や移民研究に従事。名古屋大学大学院国際開発研究科助教授などを経て、現在東北大学大学院国際文化研究科教授。国際ドラヴィダ言語学研究所、国立シンガポール大学社会学科、タイ国立芸術学院で客員研究員

岡光信子[オカミツノブコ]
大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、中央大学客員研究員、東北学院大学客員研究員、東北大学講師。マドゥライ・カーマラージ大学に留学。専攻は宗教人類学。インドのほか、インドネシア、シンガポール、マレーシア等において、食、服飾、移民社会、宗教儀礼、宗教組織の社会貢献に関する現地調査を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DEE

7
来年の初めにインドに行くので予習の意味で手に取った。 興味のあるところだけ読めばいいやくらいに考えていたんだけど、これが予想外に面白い。 著者はインド関係の学者さん、目の付け所がさすが。 言語だけで数十もある国、文化や習慣も様々。 そんな国の事典がつまらないわけない。 多分今のところ世界一勢いのある国、半年もすれば変化も出てくるだろう。 それでも基礎的なことを頭の片隅にでもあるのとないのとでは違うと思う。 ますます楽しみになってきた。2018/11/11

じゃくお

3
仏教を学ぶためには発祥地であるインドそのものを学ぶ必要があると考えて本書を読みました。思っていたよりも現代インドに比重が傾いた本でしたが、知っているようで知らないインド社会とインド文化はとても興味深いものでした。まえがきの冒頭に書いてある「インドは古くて新しい国である。」という言葉がインドという国を巧く表してます。世界人口の六人に一人がインド人であり、IT産業や映画産業の発展もあることから、インドは近代超大国であるとの印象が強い。 コメントへ続く。2019/09/23

みぽ

3
2016#67 インドに関する基礎知識を得るには絶好の本!何よりも小難しい表現がないので、複雑な文化風習の理解を大いに助けてくれる。いくらにでも膨らませることのできる内容ばかりだが、軽すぎず深すぎずまとめ方が程よい。もちろんこれを読めば国の全容が全てわかると思ってしまうと危険なような気がするが、初心者への導入としては大変ありがたい存在。これからも現状に即した修正を加えながら、バージョンアップしてほしい。2016/11/15

noko

2
インドに興味がある人に薦めたい一冊。歴史から宗教、インドの衣、食事、住まいまで幅広く網羅されています。決して堅苦しくなく、わかりやすく、一般人の目線での説明です。歴史や宗教は基本的な事がまとめられていました。食が特に面白く、病院に入院しても、病院は食事は出してくれない話に驚き。階層、カースト、宗教などの理由から統一した病院食を提供するのは困難なので、患者や家族が自分で用意します。家族がいない人は近くの食堂に頼んだり、小間使いに頼む。田舎には周りの家と合わない豪邸がたまにあるが、中東に出稼ぎに出て建てた。2023/04/02

路人

2
新版が出たので買いました。著者の長い生活と調査に基づく力作。衣・食・住・美、といったインド人の生活面に軸足をおいた辞典(入門書)です。 2019/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11088098
  • ご注意事項

最近チェックした商品