出版社内容情報
「熱帯夜」「光の春」など季節の言葉を案内してきた著者が季節の思いを綴ったエッセイ。
四季があり、天気の変化が多いため、お天気挨拶の伝統をもつ日本。1年366日毎に、その季節にふさわしい話題をとり上げ、短く親しみやすい文章で語る四季暦。日本の季節を語るときに必須の知識「二十四気」も詳しく紹介。
季節の366日話題事典(一月~十二月)
二十四気物語(物語一~二十四)
俳句・川柳索引、和歌索引、詩歌・漢詩索引、格言・ことわざ・なぞなぞ・慣用句索引。
内容説明
空をわたる雲や地に咲く花の色、梢にさえずる鳥など、美しい日本の自然とともにお天気の知識も交え、1年366日の毎日に、その季節にふさわしい話題を紹介。太陽暦と太陰暦、梅雨と夏至、暮らしの中の土用、名月と台風、冬の雷など日本の季節を知り、その移ろいの美しさを味わう二十四気物語。
目次
季節の366日話題事典(一月;二月;三月;四月;五月 ほか)
二十四気物語(太陽暦と太陰暦;二十四気の起こり;八十八夜、二百十日;閏八月の年は暑い?;二至二分と四立 ほか)
著者等紹介
倉嶋厚[クラシマアツシ]
大正13年長野市生まれ。昭和24年、中央気象台付属気象技術官養成所研究科(現気象大学校)を卒業し、気象庁に入り、予報官となる。以後、防災気象官、札幌管区気象台予報課長、気象庁主任予報官などを歴任、鹿児島地方気象台長を最後に昭和59年4月1日定年退職し、翌4月2日から、NHK解説委員(気象関係担当)として、「ニュース・センター9時」(NC9)、毎週金曜午後6時の「にっぽん列島ただいま6時」の「お天気博士」、「NHKモーニングワイド」の毎週土曜の気象キャスターを務め、平成2年4月から平成4年3月まで「NHKモーニングワイドサンデー」の「気象歳時記」を担当。現在、エッセイストとして活躍中。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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