内容説明
入浴の手順、目的別入浴法、浴室、入浴剤のこと、お風呂に入ると身体や心がどうなるのか、皮膚のこと、夏や冬の入浴、高齢者・子供の入浴、家庭や銭湯でできる効果的な入浴体操、転倒予防のための水中運動、風邪を引いたとき、皮膚トラブルのある人の入浴、現代的な湯治のあり方など。
目次
1章 入浴の基本
2章 入浴の生理
3章 正しい入浴法、間違った入浴法
4章 入浴中にできる簡単な運動
5章 身近なトラブルと入浴
6章 温泉入浴と湯治(中長期滞在型温泉保養)
7章 注目されている入浴反応の最新研究
著者等紹介
阿岸祐幸[アギシユウコウ]
1931年札幌市生まれ。1961年北海道大学大学院医学研究科修了、1978年北海道大学医学部教授、医学部付属温泉治療研究施設長、付属病院登別分院長。1995年同大学名誉教授。専門分野は、温泉気候医学、健康保養地医学、環境生理学、内科学。現在、NPO「健康保養ネットワーク」会長。「健康保養地医学研究所」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
59
2018年154冊め。温泉治療の研究を行う医師の著。日本の入浴の歴史を簡単にまとめた冒頭から、中高年向けの浴槽でできる水中運動の中盤、温泉療法や水中リハビリ等の医学的な後半など、幅広くまとめてあり読みやすい。2018/05/20
Humbaba
8
入浴は基本的には健康にとってプラスに働く。ただし、薬も使い方を誤れば毒にしかならないように、入浴も一歩間違えれば惨事を招く。特に高齢者はちょっとした事故で体を壊し、かつそこから復帰することが困難になりがちである。だからこそ、周囲の人間が気遣い、見守ることが大切になる。2013/09/06
enjosam
1
温泉に入りたくなった。2018/01/09
浅野月
1
水中ミュージック浮遊浴! 1月は松、2月大根、3月ヨモギ、4月桜、5月菖蒲。運動後は30分〜1時間後にぬるめの湯に短めがよい。食事の前後1時間は避ける。頭に冷たいタオル。冷たいタオルで体を拭いて、汗が出すぎ防止。2015/01/12
スコット@EC
1
介護やリハビリの話に重点が置かれてました。もう少し違う本かと思って読んだんですが・・・。でも、これはこれでためになりました。2013/08/17