内容説明
近年、『論語と算盤』などが、混迷の今を生きるヒントとして見直されている渋沢栄一。幕臣、維新政府官僚から実業家となり500余の企業設立に関与、早くから福祉・教育事業にも着手して日本の近代化を牽引したその生涯と数々の事績を網羅的に解説した決定版的一冊。
目次
第1部 渋沢栄一を知るための一〇〇項目(生涯;活動・実績;思想・知的人的ネットワーク)
第2部 資料からみた渋沢栄一
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともたか
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どこにこんなにもいろいろなことを企てるエネルギーが あるのだろうか? まさに起業家。2012/12/04
きゃしー
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新1万円札の顔!今日読むべき本を図書館で借りました!渋沢栄一の年表や銅像、ゆかりの地の案内が載っています。読みながら「晴天を衝け」が懐かしくなりました。幼少期の中の家、徳川昭武と共に渡仏したパリ万博、徳川慶喜との交流など。この事典には写真の掲載が少ないのですが、その分ドラマを思い出して脳内で再生していました。大河ドラマ館にも行きましたが、会場になった飛鳥山公園のことも詳しく載っています。そして巻末には、栄一が興した会社の歴史。当時できた銀行が今の三菱東京UFJに繋がったりしているんですね。2024/07/03