出版社内容情報
近世女性の旅日記一八○を収録。女性の目で見た近世の風俗、女性の暮らしなどを紹介する。第一部「旅日記と作者」第二部「旅日記から見える近世」
内容説明
江戸時代の女性旅日記に見る、平和な世の女たちの行動と文芸。人質・国替の旅を記録した日記、吟行・湯治・観光の旅日記や、参詣・巡礼の旅日記などから見えてくる街道・海路の風景やおんな旅の苦楽を紹介。
目次
第1部 旅日記と作者(徳川幕府下の旅;自由な旅;信仰の旅)
第2部 女旅日記からみえる近世―おんながえがいた近世点景(街道、海路のようす;旅のなかの苦楽;女の旅日記からみえるもの―まとめにかえて)
著者等紹介
柴桂子[シバケイコ]
1937年北九州市生まれ。早稲田大学文学部(日本近世史専攻)卒業。桂文庫主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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