出版社内容情報
聖書や古代の文献をはじめ、ヨーロッパはもちろん、アメリカ、インド、中近東にいたるまで、世界中の名言を、出典を明らかにして集成。「悪」「男と女」などに名言をくくって配列し、国・言語・民族別に分けて名言を掲載。巻頭に1100余目項の目次を付す。
内容説明
本書収録の膨大な古今東西の名言は、生老病死から男女関係、処世術、社会観・世界観など、あらゆる場面に及び、興味が尽きない。人生の達人たちの格闘の痕跡と諦観が、今日を生きる我われに、よりよく生きるヒントを与えてくれる。
目次
愛
愛(愛人)
愛(愛する)
愛(愛する・憎む)
愛(愛他精神)
愛(言い寄る)
愛と嫉妬
愛と貞節
愛と不貞
愛(恋と金)〔ほか〕
著者等紹介
島津智[シマズサトシ]
早稲田大学大学院博士課程修了。専攻は西洋哲学史
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よみ
7
今の職場には図書館があって、凄く嬉しいのだけれども、普段私が読んでいるような本はまったく置いてないので、配属先がかわるまでは幅広いんだか狭いんだかわからない読書録になりそうです…。 なかなか為になりました。 2018/07/26
mochi
2
①ラルース世界ことわざ名言辞典 (1982年)角川書店 ②世界ことわざ名言辞典(1999年)講談社学術文庫 ③世界名言格言辞典(2005年)東京堂出版 _内容は基本的に同じです※1本書は”Dictionnaire des proverbes sentences et maximes(諺名言箴言辞典)編Maurice Maloux (モーリスマルー)1960年出版?” を原本として訳したもので原本は各国のあらゆる時代の諺を約一万、十年をかけて収集したとの事。絶版→別会社から出版を繰返す不死鳥のような良本です2018/05/20
†漆黒ノ堕天使むきめい†
2
昔読んだ本。 状況で使えるかが勝負。
ゆずの
0
タイトルに辞典ってついてる時点で辞めれば良かったかも。名言本は表現の幅・言葉の奥深さが垣間見えるから嫌いじゃないけど、これは失敗だったかも。格言としての価値を引き出したいなら状況や解説があってこそ、真に理解できるけど、そういうわけでもなく、ただの数撃ち本。面白いと思うものもあったが、残念さが勝ってしまう。2013/01/17
コン
0
なぜ読む気になったのか、自分でも分からない。箴言は、ストーリーの文脈の中で使われてこそ、価値があるし、より輝くと思う。ただの羅列で数をこなすように読むと、その多くは空しいもののように感じた。それでも、いくつも唸る箴言があったのは、されど箴言だとも思った。想像しなかった考えや上手い表現を知れただけでも、読んだ価値はあると思う。2011/06/15