出版社内容情報
従来の「国語辞典」とは異なる視点から収集された、「女ことば」「男ことば」の辞典。男の側に立った表現、女の側に立った表現など、性差による表現例を扱う。上下巻完結。
内容説明
ことばと社会の変化を巨視的な視点でとらえ、豊富な用例を示しながら現代日本社会における女と男の日本語の差異、ニュアンスの違い、女ことば・男ことばの変化をたどり、日本語のなかの「ジェンダー観」を究明する。
目次
初々しい
ウーマン・リブ
美しい
うば桜
姥捨て山
梅干し婆
麗しい
売れ残り
おじいさん・おばあさん
極道〔ほか〕
著者等紹介
佐々木瑞枝[ササキミズエ]
1942年京都生まれ。山口大学教養部教授、横浜国立大学留学生センター教授を経て、現在、武蔵野大学文学部・大学院教授。専攻は日本語学、日本語教育学、日本文化論、異文化間コミュニケーション論
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