内容説明
想いをこめ心を伝える二十一世紀の新しい詩型「五行歌」初めての秀歌集。
目次
内なる的―自己・自分・私
宇宙の果てに―宇宙・星・地球・月・天災
風の芯がまるい―春
穴蝉の背を割って―夏
青いガラスのなかに在るような秋―秋
凍れるナハーン―冬
その最後の一音―官能の歌
時速百キロの裏切り―現代風の恋
月が崩れて落ちれば―詩的な表現〔ほか〕
著者等紹介
草壁焔太[クサカベエンタ]
五行歌の会主宰。昭和13(1938)年3月、旧満州大連市生まれ。九歳で、香川県小豆島で育つ。東京大学文学部西洋哲学科卒。短歌、自由詩を書いていた十九歳のとき、新詩型、五行歌を発想、ベストセラー詩集『ほんとうに愛していたら』など十数冊の詩集にも五行歌作品を発表。四十八歳のとき五行歌運動開始を決意、五十四歳(1993年)のとき五行歌集『心の果て』(市井社)を刊行、翌1994年、五行歌の会を発足し、四月月刊誌『五行歌』を創刊した。以後七年間で会員一五〇〇人、支部一〇〇に達した
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