内容説明
著名作家たちの最後の言葉・死因・戒名・近親者の回想と墓地・墓碑の様子等を紹介。収録された作家は363名。排列は作家名の五十音順。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@本読み&感想 復活の途上
4
先月終わりに読んだのは、リンボウ先生の「辞典」だった。今月の初めに読んだのは「事典」。ふと「辞典」と「事典」の違いに行き詰まり、軽く調べた。簡単には「辞典」は言葉に関する事、「事典」は事柄に関することが書いてあるもの。この本は題名通り、作家の臨終と墓碑に関すること、場所が書いてある。会津八一 から和辻哲郎まで。作家名を眺めているだけでも楽しいし、臨終の言葉や死にざまを読むのもいい。ただ、私の一番知りたかった平塚らいてう が載っていなかった。気になって墓地を調べたら、川崎だった。奇遇。私の生まれた町だ。2012/11/02
私的読書メモ3328
1
まさに書名の通りの内容。作家の略歴と臨終の顛末、墓所の写真と在所などが延々と羅列されています。一人一ページにまとめられているため、簡素の極みであり、読み物としてはどうにも面白くありませんでした。2019/08/19