心理職大全―公認心理師・臨床心理士の資格取得から就職まで

井上 博文/吉山 宜秀/藤本 健太朗【著】

東京図書（2022/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 272p／高さ 21cm
• 商品コード 9784489023903
• NDC分類 146.8
• Cコード C3011

内容説明

心理職者は食べていける。まさに、心理職へのすべてがつまった「大全」です！

目次

第１部　日本の心理職と資格（大学院資格として成功した臨床心理士；臨床心理士の歴史；国家資格　公認心理師とは何か？）
第２部　心理職資格取得後の仕事の実際（心理職は食べていける；現場で働く心理職たちの声；独立独歩の心理職の仕事（インタビュー記事））
第３部　公認心理師養成大学院・臨床心理士指定大学院への道（臨床心理士指定大学院受験総論；研究計画等書類作成・面接対策各論；心理学の勉強方法　ほか）

著者等紹介

井上博文［イノウエヒロフミ］
龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士（文学）。京都コムニタス塾長。龍谷大学、京都女子大学非常勤講師。ＲＥＢＴ心理士、インストラクター（日本人生哲学感情心理学会認定）。公認心理師。専門は仏教学。特にインド仏教文化学、パーリ語学、戒律学、ＲＥＢＴ（Ｒａｔｉｏｎａｌ　Ｅｍｏｔｉｖｅ　Ｂｅｈａｖｉｏｒ　Ｔｈｅｒａｐｙ）と仏教の関連

吉山宜秀［ヨシヤマノリヒデ］
龍谷大学大学院文学研究科教育学専攻臨床心理学領域修士課程修了。京都コムニタスゼネラルマネージャー兼主任講師。公認心理師、臨床心理士。実践では主にスクールカウンセラーとして教育領域に勤務

藤本健太朗［フジモトケンタロウ］
京都大学文学部人文学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士（文学）。京都コムニタス東日本統括・講師（英語）、桐蔭横浜大学非常勤講師（ＥＦＬ）、工学院大学非常勤講師（Ｂａｓｉｃ　Ａｃａｄｅｍｉｃ　Ｅｎｇｌｉｓｈ）。専門は日露関係史、ソ連政治外交史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[luckyair]

公認心理師と臨床心理士についてかなり詳しく書いてある。特に公認心理士については、在庫とからこれほどのレベルの記述があるものは珍しい。ただ単に公認心理師の概要が載っている訳ではなく、実際にその職業を生業としている人のインタビューなども含まれており、これから公認心理師を目指す上では大変参考になる。また、臨床心理士と公認心理士の違いについても触れられており、それぞれの資格のこれからに注目したい。どちらの資格も受験要件が非常に厳しく、日本ではまだまだ心理的な側面を支える専門家が十分でないことを示している。★★★

2023/06/04

[Go Extreme]

日本の心理職と資格：　 大学院と心理職 大学院資格として成功した臨床心理士 臨床心理士の歴史 国家資格公認心理師とは何か？ 心理職資格取得後の仕事の実際： 理職は食べていける 現場で働くの心理職たちの声 公認心理師って 生活していけるの？ 教育領域における実践とその魅力 いつか出会う誰かのために何ができるだろうか 公認心理師養成大学院・臨床心理士指定大学院への道： 臨床心理士指定大学院受験総論 研究計画等書類作成・面接対策各論 心理学の勉強方法 英語の勉強方法 公認心理師試験に合格するための勉強法5ヵ条　

2022/07/13

[みーあ]

★3.5　相談に来た大学生が志望した心理職。公認心理師、臨床心理師の違い、資格所得方法を知りたくて手にした一冊。第２部の『心理職資取得後の仕事の実際』の心理職たちの声、特にやりがいを感じる部分が共感度高くて良かった。働き方は非常勤職の組み合わせが多いのは、したいことだけ出来てよいなぁ、でも社会保険料が全額個人負担なのは金銭的・事務的にしんどいなとも感じた。でもまぁ、やりたいことやって食べていけるのが一番の幸せ。人生100年食べていけるように、自己研鑽を重ねながら、必要とされる人材でいたいと感じた。

2023/01/07