内容説明
熱力学を攻略するための「本丸」はエントロピーの理解である。
目次
熱力学とは
熱力学への準備としての力学
熱力学の状態と操作
二つの操作と熱力学第二法則
断熱操作と内部エネルギー
等温準静的操作とHelmholtz自由エネルギー
熱
Carnotの定理とCarnotサイクル
エントロピー
完全な熱力学関数としてのUとF
物質量と化学ポテンシャル
いろいろな熱力学関数
相転移
化学変化
著者等紹介
前野昌弘[マエノマサヒロ]
1985年神戸大学理学部物理学科卒業。1990年大阪大学大学院理学研究科博士後期課程修了。1995年より琉球大学理学部教員。現在、琉球大学理学部物質地球科学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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御光堂
1
統計力学には踏み込まないであえて熱力学それ自身で完結させ説明されている。早い段階でヘルムホルツの自由エネルギーが出てくる。エントロピーの定義の表し方も他の教科書によくあるのと少し違った形をしているが、考えればそうかと分かる。前野先生には、よくわかるシリーズで、統計力学、相対性理論、場の量子論などの教科書も期待している。2020/10/03
takao
0
ふむ2025/05/09
きのぴ王
0
13章の途中まで読んだ(読むスピードが遅くなってきて頭に入ってない感じがしたため) 綺麗過ぎて少し怖い部分もあったが、高校時代から好きな熱力学がこんなに綺麗にかけてるのがすごかった。 次は田崎熱力学を読んでみて、わからなかったらまた戻ってきたい2023/11/14
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