内容説明
「損保数理」の試験範囲全章の公式や演習をカバーする初の学習支援書。アクチュアリー試験受験者を幅広く集めた研究会の主宰者が、研究会での豊富な経験を基に、学習方法、必須の公式、および公式を利用した問題の解法を、受験者に寄り添い解説した。初学者のための、最初の最適な一冊。
目次
第1部 アクチュアリー試験「損保数理」受験ガイダンス(アクチュアリー試験「損保数理」概要;アクチュアリー試験「損保数理」勉強の進め方)
第2部 アクチュアリー試験「損保数理」必須公式集(初級編;中級編;上級編)
第3部 アクチュアリー試験「損保数理」必須問題集(初級編;中級編;上級編;付録A 損保数理のための数学公式集;付録B 生保数理の復習―期始払年金現価率とは;付録C 電卓の使いこなし術(損保数理編))
著者等紹介
岩沢宏和[イワサワヒロカズ]
1990年3月東京大学工学部計数工学科卒業。1992年日本アクチュアリー会正会員資格取得。1998年9月三菱信託銀行(現、三菱UFJ信託銀行)退社(年金アクチュアリー)。2007年3月東京都立大学(現、首都大学東京)大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本アクチュアリー会基礎講座・追加演習講座講師、東京大学大学院経済学研究科非常勤講師、早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師などを務め、保険数理やデータサイエンスの講義、講演を活発に行っている。日本保険・年金リスク学会理事
MAH[MAH]
1990年3月東北大学工学部機械系精密工学科卒業。1990年4月国内保険会社入社。1995年7月商品業務部門に異動。2000年1月確定拠出年金の立ち上げセクションに異動。以後、確定拠出年金の事業計画・企画・システム開発などを担当。企業に対する企業年金のコンサルティングも200社以上実施。2009年1月年金アクチュアリーを目指し、「アクチュアリー受験研究会」を発足。日本アクチュアリー会準会員。日本証券アナリスト協会検定会員。DCプランナー1級。宅地建物取引士。オンライン奇術研究会代表。アクチュアリー受験研究会代表
平井卓哉[ヒライタクヤ]
名古屋大学大学院多元数理科学研究科博士前期課程修了(数理学)。朝日生命保険相互会社入社。現在、主計部に所属し、経済価値ベースの保険負債の評価等を担当。日本アクチュアリー会準会員
玉岡一史[タマオカカズシ]
学習院大学理学部数学科卒業。東京工業大学大学院理工学研究科数学専攻修士課程修了(理学)。大手証券会社、ネット専業銀行を経て、2016年12月株式会社かんぽ生命保険に入社。現在、リスク管理統括部に所属。日本アクチュアリー会準会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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