目次
第1章 Lagrangianと最小作用の原理
第2章 対称性に基づいたLagrangianの決定
第3章 対称性と保存則
第4章 拘束のある系の扱い
第5章 連成振動
第6章 Hamilton形式
第7章 正準変換
第8章 Hamilton‐Jacobi理論
第9章 微分形式を用いた記述
第10章 場の理論:連続無限個の力学変数の系
第11章 古典力学から量子力学へ
著者等紹介
畑浩之[ハタヒロユキ]
京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
14
演習問題もきちんとついた教科書2016/04/12
椎茸うま子
2
数学的にもしっかりしていて、例題を交えながら解析力学の基礎が非常に分かりやすくまとまっている。特に、ラグラジアン、保存量と対称性の議論は秀逸で、自然の美しさを感じる。ただ正準変換あたりからは行間もひらいてきて、気合を入れて読まないと数学に気を取られて論理構造を見失ってしまう。9章以降は微分形式、場の理論、量子力学との関係を扱っており、このあたりは非常にコンパクトにまとめて紹介してある程度で、「俺たちの戦いはまだまだこれからだ!」エンド。2020/05/20
しょうちゃん
0
読みやすかった。正準変換の定義が何なのか読み取りづらかった2015/07/01
yuta
0
綺麗によくまとまってる教科書という感じ。2015/03/22
ten
0
ランダウと同じように最小作用からオイラーラグランジュ方程式を導出するところから始まります。対称性について詳しく書かれています。微分形式については数学の本を読んだ方がいいと思います。2014/04/12