研究活動デザイン―出会いと対話は何を変えるか

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784489021367
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0030

内容説明

あなたがほんとうに探したい、研究テーマは何ですか。ともに研究の道を歩む仲間と、いい関係を築けていますか。この本は、長年の研究活動からの実感を交えて「わたし」が語る、かけがえのない人生で「研究」という仕事を選んだ「あなた」への、連帯と励ましのメッセージです。

目次

第1章 テーマと自分を結ぶ―テーマを発見する喜び(自分のテーマを発見するまで;わたしの日本語教育事始め;テーマを発見する喜び)
第2章 理論と実践を結ぶ―ことばと文化の思想と実践へ(ことばと文化の理論を求めて;新しい理論から実践へ;研究を形にするということ)
第3章 研究と組織を結ぶ―議論形成への組織づくり(研究のための組織をつくる;対話の場の組織づくり;対話から議論形成)
第4章 母語と第二言語を結ぶ―第三の言語活動研究へ(もう一度、母語の世界へ;考えていることから修士論文へ;第二の言語活動研究)
第5章 「私」のなかの研究活動デザイン―個人と研究を結ぶ(テーマの発見と言語活動;研究活動と組織づくりとの関係;研究活動のデザインは何をめざすか)

著者等紹介

細川英雄[ホソカワヒデオ]
1949年東京生。早稲田大学・第一文学部卒。同大学大学院文学研究科・博士後期課程単位取得。博士(教育学)。現在、早稲田大学大学院・日本語教育研究科教授。信州大学/金沢大学/早稲田大学・日本語研究教育センターを経て、現職。言語文化教育研究所・代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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erechorse

1
(個人的なことだが)大学院進学にあたって、「自分がどのような研究をするのか」という問題について強烈に悩んでいる。これを読んだ後は、それもやむなしと今は思う。研究テーマというものは実践と他者との対話によってしか発見できないもので、しかも研究途中にさえ変わりうるものなのだ。 何を自分がすべきなのか、頭だけで考えるのはもうやめて、とにかく今すぐに、何かに手をつけてみようと思う。2021/01/22

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