内容説明
データ解析に必要な線形代数の基礎を、見開き２ページで解説する。データ解析の真の理解のためには線形代数の知識が必要であるが、統計学で必要とする内容は一般の理工系教養課程で学ぶものとはやや異なっている。必要を感じて標準的な線形代数の教科書を開いて見ても、なかなか要を得た解説がない。本書は、統計解析手法の理論をきちんと知りたいと願う大学院生、研究者のために書かれたものである。
目次
第１章 ベクトルと行列の基礎
第２章 ベクトル空間
第３章 固有値と固有ベクトル
第４章 行列の分解
第５章 射影と一般逆行列
第６章 多変量解析
著者等紹介
岩崎学［イワサキマナブ］
１９５２年静岡県に生まれる。１９７７年東京理科大学大学院理学研究科修士課程数学専攻修了。１９８８年理学博士（東京理科大学）。成蹊大学理工学部情報科学科教授
吉田清隆［ヨシダキヨタカ］
１９６８年北海道に生まれる。１９９４年北海道大学大学院工学研究科修士課程情報工学専攻修了。２００３年北海道大学大学院工学研究科博士課程システム情報工学専攻修了。２００３年工学博士（北海道大学）。成蹊大学理工学部情報科学科助手（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ﾄﾏﾄ･ﾃﾞﾗｯｸｽ
1
特異値分解、ムーアペンローズ一般逆行列を学習。統計で使う線形代数をコンパクトにまとめてあって良かった。線形代数の教科書を一冊終えてから取りかかると良いと思う。2014/07/16
RDC
0
なんでも持ち込み可のテストに教員の著書を持ち込む暴挙を犯したのにも関わらず線形代数学の評定は89点の優2020/04/19
