内容説明
データ解析の基礎からグラフィカルなパス図による表現までを初めての人にも使えるように、ていねいに解説。
目次
第1章 データ解析の基本事項―データの形式、入力と代表値
第2章 相関と相関係数―データの関連を見る
第3章 x2検定・t検定―2変数の相違を見る
第4章 分散分析―3変数以上の相違の検討
第5章 重回帰分析―連続多変量の因果関係
第6章 因子分析―潜在因子からの影響を探る
第7章 因子分析を使いこなす―尺度作成と信頼性の検討
第8章 共分散構造分析―パス図の流れをつかむ
第9章 共分散構造分析を使いこなす―多母集団の同時解析とさまざまなパス図
第10章 クラスタ分析と判別分析―分類と判別の方法
第11章 コレスポンデンス分析―質的データの関連を図式化する
著者等紹介
小塩真司[オシオアツシ]
1995年名古屋大学教育学部教育心理学科卒業。1997年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程前期課程修了。2000年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(教育心理学)。2001年10月中部大学人文学部講師。2003年より現在、中部大学人文学部心理学科助教授
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感想・レビュー
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MasakiZACKY
1
ソフトウェアをいじりながら学べる、心理・調査データ解析へ入門する一冊。とんでもなく分かりやすかった。理論的なことは書いてないけども、まずはここから。どんな分析があって、どういうときに使うのか。まず必要になりそうな統計手法がたくさん。これくらいなら、しっかり覚えながら読むのがいいかも。HPからデータをダウンロードして、実際にSPSSやAMOSを動かしながら学べるのもグッド。しっかり改訂されてるので、最新のSPSSとのインターフェースの違いもない。さっそく次は『研究事例で学ぶ~』に進むとしよう。2013/12/13