内容説明
本書は、わかったようなわからないようなお話の本ではない。双子のパラドックスやE=mc2がどのようにして導き出されるかを、誰にでも確実にわかるように書かれ、今まで一番欠けていたところを埋めてくれる手頃な手引書となっている。
目次
基準系
慣性系と古典的相対性原理
アインシュタインの相対性原理.光のおどろくべき性質
時間の遅れ.時計のパラドックス
長さの短縮
ドップラー効果
同時刻の相対性.ふたたび時計のパラドックス
橋と列車のパラドックス
速度の加算法則
光より速く
質量と速度との関係
加速器
質量とエネルギーの関係.原子核のエネルギー