内容説明
相対論によって記述される時間・空間の概念は、日常の概念と大きく異なり「パラドックス」のようにみえる。この「パラドックス」のうち、光速度の限界性についてのパラドックスから理論的導きだされる超光速粒子タキオンについて詳しく解析する。このことにより、物理的、宇宙論的にさまざまな可能性を予想できるようになるだろう。
目次
序論
第1章 相対性理論の名称と内容
第2章 アインシュタインの要請とローレンツ変換
第3章 運動学的パラドックス
第4章 相対論的力学のパラドックス
第5章 光速度を越える速度は可能か?
第6章 負と虚の固有質量
付録(星の集団の熱力学的安定性について;タキオンの生成と吸収反応の運動学;運動学的に許容されたタキオンの生成と吸収反応;タキオンを放出・吸収する粒子の偶然運動;負の質量と宇宙のエネルギー源;ブラディオン,ルクソンおよびタキオンの時空構造)
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