内容説明
白ウサギにつられてウサギの穴に飛びこんだアリスが“不思議の国”で見たものは。テニエルの挿絵が美しい色刷りとなって、アリスが生き生きとよみがえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
30
別訳で2回は読んでいるはずなのに、兎を追った先で体が伸び縮みする場面からチェシャ猫が登場するまでのコーカスレースやとかげ、芋虫、豚の子などは忘れてしまっていた。以前に読んだものは児童向けで、エピソードが省略されていたのかもしれない。「不思議の国のアリス」自体の魅力は相変わらずよく分からないけれども、数多の作品でモチーフとして使われているので、知識として記憶に留めておきたい。言葉遊びが難解すぎる。全く可愛くないイラストが、原書の挿絵そのままだと読後に知って驚いた。おどろおどろしさが作品の残酷さに合っている。2017/03/10
mimm
2
テニエル氏の挿絵が好きなので、カラー版を入手。再読です。訳の表現がなんか古い気がするので、別の人の訳で読んだらまた違うのかなぁ。2012/09/11
ティーティーウー
0
カラー版。ブラウンのインクで印刷された文字も、色鮮やかな挿絵もよかった。訳も、古文らしく雰囲気があった。言葉遊びのシーンが何箇所かあったので、原作はどんなシーンなのだろう?と思った。他の訳も読んでみたい。2015/11/17