内容説明
文化の変遷とともに定着・発展・栄光・衰退へと変化してきた数学。本書は、この数学のライフサイクルを土台にして現代数学の原点、ギリシア・中国・インド・アラビアの数学の流れを追跡する。
目次
第1部 ギリシア数学の形成から消滅(ユークリッドに至る路―執念としての《幾何学》の発見;アルキメデス―新しい舞台としての《数学》の発見;アポロニオス―萌芽としての《代数幾何学》の発見;アレクサンドリア数学の展開―戦慄としての《数学》の発見)
第2部 中国、インド、アラビアの数学(中国の数学;インドの数学;アラビアの数学)