内容説明
ホームズ物語は推理という縦糸と、文学・歴史、社会・生活、音楽・美術、地理・交通、化学から心霊術といった横糸とで緻密に織りあげられている。しかし一見完璧な作品の中に、著者ドイルは読者のために沢山推理や研究のヒントを残してくれた。シャーロッキアン５０人は、ドイルの仕掛けた推理の迷路に挑戦し、研究課題に真剣にとりくみ、ますます楽しみの輪を拡げている。
目次
シャーロック・ホームズ
登場人物
ヴィクトリア朝
文化
生活
小道具
動物
地理・交通
ロンドン
地名
人物
ドイル
新しい読み方
シャーロッキアン
翻訳
さし絵・アニメ・パロディ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
18
小林司+東山あかね御夫婦の作った「日本・シャーロック・ホームズ・クラブ」の活動から生まれたさまざまな「研究書」というかエッセイみたいなもの。まさに玉石混淆ですが、これがシャーロッキアンの楽しみ何でしょうな。刊行されたのが1987年ですので、時代を背景にしたいろいろなネタがありますが、古さもあってまた良し、ですかね。2020/11/12
