創元文芸文庫<br> あの図書館の彼女たち

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創元文芸文庫
あの図書館の彼女たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488805050
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【2021年2月のAmazonベストブックの一冊】

「ひとは読むものよ」
女性館長は言った。
「戦争であろうとなかろうとね」
戦時下のパリを生きた図書館員たちの
勇気と絆を描く感動作!

1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は熱心に仕事に取り組み、女性館長や同僚、個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始する。しかしドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。人々にかけがえのない本を届け続けた、図書館員たちの勇気と絆を描く感動作。待望の文庫化!

内容説明

1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。大好きな本に囲まれ、彼女は館長や同僚、個性豊かな利用者たちと交流を深めていく。やがて戦争が始まると、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始した。しかしドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ…。ある女性の人生を通して、図書館員たちの勇気と絆を描く感動作。

著者等紹介

チャールズ,ジャネット・スケスリン[チャールズ,ジャネットスケスリン] [Charles,Janet Skeslien]
アメリカのモンタナ州出身で、現在はパリに住む。デビュー長篇Moonlight in Odessaはメリッサ・ネイサン賞のロマンティック・コメディ小説部門賞を受賞し、〈パブリッシャー・ウィークリー〉誌で2009年秋のデビュー作品トップ10のひとつに選ばれ、10か国語に翻訳されている。パリのアメリカ図書館でプログラム・マネジャーとして働いた経験を活かして『あの図書館の彼女たち』を執筆した。この作品は2021年2月のAmazonベストブックの一冊に選ばれ、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに載るなど人気を博した

〓山祥子[タカヤマショウコ]
1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NakaTaka

7
久しぶりに読み応えのある小説を読んだ。舞台は第二次世界大戦時のパリのアメリカ図書館と1980年代のアメリカ西部モンタナ州の小さな町。主人公オディールの若い頃図書館勤務していた時代と高齢となった現在。第二次世界大戦時、パリはナチスの占領下にあり、閉鎖せざるを得ない図書館もあった。そのような状況下でアメリカ図書館はどうだったのか?実話を元に緊迫感を伴いながら話は進む。一方、こんなに図書館を愛する主人公がなぜアメリカに来たのか?他人と相容れないオディールに、隣に住むリリーが次第に関わっていく。人間の弱さ強さ。2025/05/01

てっちゃん

5
第二次世界大戦下のパリにあるアメリカ図書館の話。なかなか感動的な物語だった。司書のオディールの人生を描く中で、嫉妬や妬みが人間を愚かな行動に駆り立てることへの警鐘を鳴らしていることに感銘を受けた。2025/02/09

バーニング

3
フランスにおける戦時下の図書館で働く女性たちの悲しくも美しい物語、かと思いきやもっとドロドロとした人間関係のお話だった。ただ変にきれいに書くよりは、あり得そうなリアリティに根差していてよかったと思うし、美しいだけでは生きていけないことをよく知っている人たちだったのだろう。ただ時々挿入される1980年代モンタナのパートが必要だったかどうかは良くわからない。最後は少し感動的でもあったけれど。 https://medium.com/@burningsan/b9d823d8d3532025/02/10

しい☆

2
第二次世界大戦中のパリにあるアメリカ図書館の話。パリをドイツ軍が占領していた時に、さまざまな危険の中 開館し続け、本を届けるサ-ビスを普通の図書館員達がしていた事実。とても読み応えがあった。戦時中のパリ市民の暮らしぶりについて読むのは初めて。ロンドンとはずいぶん違った感じ。そしてナチスとの様々な出来事は本当に怖かった。オディールやリリーや他の登場人物像がかなりリアルで、そこも面白かった。それにしても。もし戦争が無かったら、をどうしても考えてしまう。戦争が人を変えてしまう。2025/04/03

8

1
久々に読み進めるのが惜しかった。本と図書館に対する愛が溢れかえっているのに、その後に暗い時間が訪れることもまた理解しているので、どうしても物語を読み進めるのが怖くなる。そんな感覚を抱かされることも、読書の一つの楽しみだけど、そんな感覚を与えてくれる本も少ない。2025/03/08

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