出版社内容情報
アンティーク屋「フラココ屋」。この二階に間借りする「僕」の、淡々と続いていく日常に差し挟まれる、ささやかな陰りときらめきを切り取った連作短編集。第1回大江健三郎賞受賞作を新たな装いでお届けいたします
【目次】
内容説明
アンティーク屋「フラココ屋」には少し変わった人たちが集まってくる。何を買うでもなくお店に来ては時々差し入れをくれる瑞枝さん。何かと厳しい大家さんと、その家の娘で双子のように似ている朝子さんと夕子ちゃん。店長はなぜか僕が二階に居るのを受け入れてくれている。止まり木のようなこの店を中心とした日常に差し挟まれる、ささやかな陰りの中にあるきらめきを描いた連作集。
著者等紹介
長嶋有[ナガシマユウ]
1972年埼玉県生まれ。東洋大学第2部文学部国文学科卒業。2001年「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。02年「猛スピードで母は」で第126回芥川賞、07年『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞、16年『三の隣は五号室』で第52回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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