出版社内容情報
宇宙のどこかに居場所があるなら、
君のとなりであってほしい
「誰かと一緒に生きる」という恩寵を、
無二の言語感覚で綴る6つの愛おしい物語
建物と対話をし、そこに住む人びとの知り得ぬ事柄を聞くことができる“家読み”のシガは、ある惑星で行き場を失ったクローンのナガノと出逢う。ともに旅をすることになった二人は、互いの存在を通して世界の豊かな一面を知っていく(「とても寒い星で」)。六つの物語によって形づくられた、歌人でもある著者の類い稀な言語感覚が光る超未来のハートウォーミング・ストーリーズ。解説=泉谷瞬
■収録作品
「とても寒い星で」
「徐華(じよか)のわかれ」
「シールの素晴らしいアイデア」
「銀河ボタン」
「二人という旅」
「CLONEHOOD DREAMS 1 この星の皆(みんな)があなたと」
【目次】
内容説明
建物と対話をし、そこに住む人びとの知り得ぬ事柄を聞くことができる“家読み”のシガは、ある惑星で行き場を失ったクローンのナガノと出逢う。ともに旅をすることになった二人は、互いの存在を通して世界の豊かな一面を知っていく(「とても寒い星で」)。六つの物語によって形づくられた、歌人でもある著者の類い稀な言語感覚が光る超未来のハートウォーミング・ストーリーズ。
著者等紹介
雪舟えま[ユキフネエマ]
1974年札幌市生まれ。2011年に歌集『たんぽるぽる』を、翌年に小説『タラチネ・ドリーム・マイン』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遙
15
文庫化をとても楽しみにしていた一冊。自由で美しい愛の物語は、旅の過程から人物達が紡ぐ言葉の一つ一つも美しい。 [シールの素晴らしいアイディア]のシールがとても可愛い。 彼らはI型とII型という性を周期的に移り変わっている。 恐らく性別の事だと思うのだけど、そういう型にハマった書き方をしない。その世界独自の呼び名があって、飽くまでも私たちの現実とはまた違う意味合いなのだ。 [緑と盾 ハイスクールデイズ]で知ったこの著者さん。 現在だとこの方の昔の作品は手に取りにくいので、更なる文庫化を心待ちにしたいです。2025/10/11
ナオ
7
めちゃくちゃ良かった。凄く好きな物語。私はSF的な話は苦手で敬遠気味なのですが、この作品は別。何かのアンソロジーでこの本の中の一編を読み、感銘を受ける。他にも話があるのを確認。いつか読みたいと思っててそれが今日。幸せ。「家読み」のシガとクローンのナガノの出会いが1話目にあって、心を撃ち抜かれる。私がナガノでも、やられちゃうよ。ゴッホよりフツーにシガが好きになるよ(笑)それはそれとしてこの二人が出て来ない話も中々に良くて。だけど私はそれでも二人の旅の話をもっともっと読みたいと思った。ホントに好き。2025/10/01
のんちゃ
3
アンソロジーで読んだ「二人という旅」につながる短編集。このひとのお話はいつもしあわせな気持ちになる。足るを知るというか…みたされる。ふたりの関係、シガとナガノ、リョクとキン、サバとシール。みんなすき。とにかくナガノが純粋でかわいい。「この星の皆があなたと〜」の台詞がかわいい。リョクとキンは緑と楯なの? ほかの本も文庫化してほしいな。2025/10/17
ジロ
2
119/1000 家と対話することができる“家読み”のシガと、クローンのナガノの2人が一緒に旅する物語と、キンという自然の恩寵である生き物を追いかけるリョク、エリート公務員のサバと年下の学生シールの物語が併録。 自然の力に翻弄されたり、身を委ねたりしながら、3組ともゆっくりと関係を築いていく物語で、気づけば隣にいて欲しい、いたいと思える存在になっていく様子が、とても温かく優しい気持ちにさせてくれました。 食事シーンが度々出てくるんだけど、架空の食べ物がとっても美味しそう! 黒スープはコーヒーのことかな?2025/12/08
ヌーン
2
シガとナガノの旅の記録、文庫版では2篇追加されていると知ってまた借りました 単行本版から関係がより近くなったり、まだ遠く感じたり、そんな二人の旅の話が読めて非常に満足です なによりシガの「家読み」がとてもおもしろくて、この物語世界がとても良くて、もっと読みたいなぁ ナガノ側から綴られる部分が多くて、シガがなにを思っているのかわからないのですが、ナガノを大事に思っていることだけは確かなので、読んでてすごく気持ちがいいです2025/11/03
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