内容説明
緑の魔境アマゾン。その奥地で、恐鳥モアの巨大な卵が発見された。現地に駆けつけた各国の古生物学者たちが熾烈な先陣争いを繰り広げるなか、おりからの集中豪雨が激しさを増し、ついに大河は氾濫。調査隊が滞在する村は陸の孤島と化し、救助のヘリも来ないまま、脱出をめぐって住民たちの緊張は限界に達しようとしていた。しかもこの極限状況下に、残忍な連続殺人事件までが発生するや…。まさに著者独壇場、パニック・スリラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さといも
3
舞台はアマゾン、自然災害に襲われる村に連続殺人事件がッッなんて、私のツボを心得た本なんだろう…と読み始めたは良いのだけど、進まない、内容が入ってこない、登場人物がいつまでたっても覚えられないと…私が未読本スランプに陥ってました。でもそんな今の私が最後まで読めたのはきっと凄く面白かったからだと思うの。スランプに陥ってなければわぁおって声出ちゃうくらいにハラハラドキドキで読むのが止まらないって読んだ後も興奮できたと思う。再読までその興奮はお預けって事で。2015/06/22
