内容説明
女性の死体には首がなかった。床に伸びた手には小さな粘土細工が押しこまれている。神話上の怪物グリフォンの塑像。また奴の仕業か。刑事デルガードはため息をついた。テープを送ってくるな。被害者の断末魔の悲鳴。「また殺す前に、捕まえてみせろ」奴の潮笑…そのころ殺人鬼グリフォンは、次の獲物に狙いをつけていた。恋人もいない独り暮らしの女、ウェンディ。だが彼は知らない。彼女との壮絶な死闘が待ち受けていようとは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょえる
1
古本屋のワゴンで買った本。名作は古びないという観点からみるとかなり古臭い感じがする。サイコキラーに追われる美女、だもんね。2009/12/27
eazy
1
サイコパス連続殺人モノ。2001/04/16
B級小説。二流小説家。
0
いくつか。首切り連続殺人鬼、警官二人あっさり殺せちゃうほどの手腕の持ち主なのに、一人の女すらさっさと殺害できないのかってのは良いとして、用意周到で臨機応変な犯人さんなのに、犯行目的ぶれ過ぎやしませんかねってのはまあ置いておくとしても、犯人、被害者、刑事の三人目線で話が進む形式にしたにしては、刑事無能すぎて活躍してないし、刑事主観の章若干短くした方がほぼ同じ内容でもっとページ数がスリムになるかもなーということには目をつぶるにしても、事件の担当刑事とくっつく被害者という何でもありきなハッピーエンドという行き当2023/11/11