内容説明
ジョセフィーンの家族に地獄の苦しみを味わわせたハリケーン〈フェイス〉は、そのあと東の海に去って行くかと思われた。しかし、気象予報官コナーズは、片時も気を緩めなかった。〈フェイス〉が再び針路を西に変えないとも限らない…。そして彼の危惧は的中した。〈フェイス〉は、時速180マイルという驚異的な暴風と、高さ40フィートにもおよぶ高波を伴って、ニューヨークを直撃したのである。迫真のディザスター・ノヴェル登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さといも
11
巨大なハリケーンがニューヨークに近づいてきた。あまりハリケーンが上陸しないニューヨークの人たちは気象予報士の危惧を信じない。しかしハリケーンは上陸。逃げ惑う人々、主人公も子どもたちとアパートメントに孤立してしまう。津波に暴風雨、経験した事のない自然の脅威が街を襲う。主人公たち、特に子ども達が心配で読むのがやめれない。気づけば2時間あまりで読んでしまいました。嫌な人間はとことん嫌に描かれていて何故お前が生き残る?という登場人物もいますが、納まるところに納まったっていう最後でしょうか。面白かった。2018/01/04
竜
0
超大型ハリケーンがニューヨークを襲うパニック小説。 出てくるテレビ局の社長がギャグレベルの嫌な奴で苦笑してしまった。 2014/11/03