内容説明
米軍特殊部隊のマイケルは、ベトコンの手から瀕死の神父を救った。そして十数年後。時のローマ法王は、救出以来昏睡を続けてきた神父の生命維持装置を切り、彼を聖人に列することを定める。神父は死んだ。だが9時間ののち彼は甦ってしまった。さらに彼の放った言葉は、ヴァチカンを崩壊に導くものだった。それはマイケルの運命をも大きく変えようとしていた。闘いが、兵士を待っていた…。J.ヒギンズ絶賛、比類なき冒険小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizi
5
なんかオチが山田風太郎の「外道忍法帖」っぽい。こっちは続編があるらしいが。2024/11/17
frog
1
北ベトナムへ潜入した特殊部隊が本来の任務を放棄してまで救出した宣教師(ゲリラに磔にされていた)と、彼を救出した中尉のその後の物語。宣教師は十数年後一旦死んで蘇生しローマ・カトリック教会を大混乱させる、と同時にフォークランド紛争前夜の緊張感を織り込んだ緻密なヴァチカン内部の陰謀が進行していく...。アクションは少ないが、手に汗握るサスペンスは素晴らしい。作者は英国人の元ロック・シンガーで、60年代中期に Nick Simper (後に第1期ディープパープルのベース)とグループを組んでいた人です。珍品!2010/06/27
psdstar
0
私が読みたかったのは、フランシス・トムソンのほうだった……。 ただ元特殊部隊出身の神父さんの活躍するシーンはかっこよかったし、最後まで楽しめた。物語としては続き物なので”おれたちのたたかいはこれからだ”で終わってしまい残念。2013/04/09
まー
0
61991/08/01
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