創元SF文庫<br> 銀河核へ〈上〉

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創元SF文庫
銀河核へ〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488776015
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

故郷・地球を失った人類は、多様な異星種族からなる銀河共同体に加盟を許され、弱小種族ながら繁栄を享受していた。ある日、多種族混成クルーのつぎはぎ宇宙船〈ウェイフェアラー〉に舞い込んだ一攫千金の大仕事――それは前人未踏の銀河中心核へ向けて、超次元移動用のトンネルを建設せよというものだった! かくして彼らは、長い長い航海に乗り出した……。個人出版からヒューゴー賞、クラーク賞候補になったスペースオペラ!

内容説明

地球を失った人類は銀河共同体に加盟を許され、弱小種族ながら繁栄を享受していた。宇宙船“ウェイフェアラー”は超光速航行用の“トンネル”建造船。多種族混成クルーのこの中古船に突如、「銀河系中心部への新航路を拓く」という大仕事が舞い込んだ。かくして彼らは長く賑やかな航海に乗り出す…。個人出版から人気を博し、ヒューゴー賞候補作となった傑作スペースオペラ!

著者等紹介

チェンバーズ,ベッキー[チェンバーズ,ベッキー] [Chambers,Becky]
1985年生まれのSF作家。宇宙開発に携わる家族のもとで育ち、現在は妻とともにカリフォルニアに住む。デビュー長編『銀河核へ』は、クラウドファンディングサイト・キックスターターで執筆資金集めに成功し、個人出版したものが大人気となり、大手出版社から刊行され直してクラーク賞、ベイリーズ賞、ティプトリー賞などの候補になるというユニークな履歴を持つ。同書の好評を受けて書き継いだシリーズは、2019年ヒューゴー賞シリーズ部門にノミネートされている

細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fukumasagami

34
21世紀に書かれた新作スペオペが読めるとは。2025/01/02

鐵太郎

23
訳ありの主人公ローズマリー・ハーパーが、ワームホールを作るしがない作業船<ウェイフェアラー>に乗り組み、素人的にこう言うフネのこと、作業のこと、宇宙船の維持管理のこと、地球が滅んで地球人はどう変わったのか、この世界はどうなっているのかを学びつつ生活を始めます。そして徐々に能力を発揮していきます。ああ、この展開はA・ノートンの「太陽の女王号シリーズ」じゃないか、と思わせる懐かしい流れ。でも題名からしてネタはそんな簡単なものじゃないよね。前半はまぁ導入部か。後半に期待大。2020/01/01

わたなべよしお

22
へぇ、意外に面白い。ちゃんと世界(宇宙)が創造されていて、無理がない。そこで生きる宇宙人、地球人も含む宇宙人が生き生きと描かれている。さて、これがどう展開するのかなぁ。2019/07/03

ふりや

19
ワームホールを利用して宇宙空間をワープするトンネルを建設する建造船。その宇宙船に乗り込んでいるのは人種や種族、言語も異なるプロフェッショナルなクルーたち。彼らに、危険だが高額な仕事の依頼が舞い込む。まだ上巻が終わったところですが、最高に面白い!帯にあるように王道のスペースオペラとしてもワクワクする展開なんですが、なんと言ってもクルーたちそれぞれのキャラが本当に良い。お調子者もいればヒネクレ者もいて、それぞれに色んな事情や背景があるけど、チームとして団結し、固く結ばれているのがアツいです。下巻も楽しみ!2022/05/23

イツキ

15
様々な知的種族のいる宇宙が舞台のスペースオペラ。ワープを行えるようにするためのトンネルを掘る宇宙船で繰り広げられる種族はバラバラでも気のいいキャラクターたちの掛け合いが読んでいてとても心地いいです。地球を一度失った人類を筆頭にそれぞれの種族が歴史を背負っていてそれが時折顔を見せる物語も面白いです。2019/11/15

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