出版社内容情報
帰還兵ジェイコブと少女モラグは、少佐の執拗な追跡から必死の逃亡を続ける。その途中で出会った凄腕ハッカーのペイガンは、異星種族のある特性を利用して、人類を凌駕する知性を持つ情報生命体を創り出そうとしていた。ジェイコブたちは彼の協力を得て、異星種族との意思疎通の手がかりを求め、水没都市に向かう。だが、ようやくたどり着いた街で彼らを待ち受けていたのは、伝説的な元SEALs隊員バロールの危険な歓迎だった!
ギャビン・スミス[ギャビン・スミス]
金子浩[カネコヒロシ]
内容説明
異星生命体の大使をおさめた記憶装置を持つジェイコブとモラグは、少佐の追跡から決死の逃亡を続ける。その途中出会ったハッカーのペイガンは、異星生命体の特性を利用して新たな情報生命体をつくりだそうとしていた。ジェイコブたちは彼の助けを得て、かつての戦友を探して水没都市に向かう。だがたどり着いた街で待っていたのは、伝説的な元特殊部隊員の危険な歓迎だった!
著者等紹介
スミス,ギャビン[スミス,ギャビン] [Smith,Gavin]
1968年イギリス・スコットランドのダンディー生まれ。大学では映画脚本創作を学び、中世史で修士号を得る。2010年、『帰還兵の戦場』で作家デビュー
金子浩[カネコヒロシ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
14
まだまだ謎が多い。3巻目でどう展開するのか。と書いたが、元々一冊の本を3分割してるのだからなぁ。一冊で読みたかった。評価は最後まで読んでからだなぁ。まぁ、3冊目を読む気になるほどは面白い。2016/06/24
tom
13
シリーズの2冊目。今のところ、面白くなるのかどうかは不明。面白くなることを期待して、三巻目を図書館に予約中。2018/02/06
わたなべよしお
10
続きを読むために再読。初読の時はサイバースペースの場面がよくわからないような気がしていたけど、じっくり読むと面白いなぁ。2017/11/22
鐵太郎
7
リアルなディストピア的未来像かと思ったら、この巻はナンテコッタ状態です。前巻で成り行きで救った娼婦の少女モラグは不思議な前歴と高いスキルを持っていることがわかってくるし、そのあとの会う相手会う相手次々と死にもの狂いで戦っては仲間にすることに。その展開は面白いんだけどなんじゃこりゃ。で、軌道エレベーターが何の役割を果たすかというと、ただの背景らしい。ふむ。2016/11/24
イツキ
5
徐々に戦いが激しさを増していき一つ一つの戦いが目の前で繰り広げられているように錯覚するほど生々しく凄惨に描かれています。エイリアンと共存する事で人間離れした能力を発揮し始めるモラグと、その様子に戸惑いながらも守ろうとするジェイコブのすれ違いもリアルで気づかいや保護しようとする気持ちと、所有欲の違いについて考えさせられました。2016/12/08
-
- 和書
- 危険物の事典 (新装版)