創元SF文庫<br> MM9

個数:
  • ポイントキャンペーン

創元SF文庫
MM9

  • 山本 弘【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 東京創元社(2010/06発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月23日 04時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488737016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“特異生物対策部”略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に、正体の特定、自衛隊と連携しての作戦行動……。相次ぐ難局に立ち向かう気特対の活躍を描く本格SF+怪獣小説! 解説=山岸真

「緊急!怪獣警報発令」
「危険!少女逃亡中」
「脅威!飛行怪獣襲来」
「密着!気特対24時」
「出現!黙示録大怪獣」

内容説明

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“特異生物対策部”略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に、正体の特定、自衛隊と連携しての作戦行動…。相次ぐ難局に立ち向かう気特対の活躍を描く本格SF+怪獣小説。

著者等紹介

山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生れ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作入選。2003年の『神は沈黙せず』、06年の『アイの物語』で注目を集める。「と学会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

238
いや面白かった。今までの怪獣ものにありがちな設定をチクリチクリ、面白がりながら茶化す。コメディにもシリアスにもなりきらず、楽しませることに徹している。かつての怪獣特撮シリーズへの愛を感じる作品。ラヴクラフトネタまで顔を出す。どう考えてもありえなさそうな設定を信じ込ませるのに、こういう方法があったのかと感心。2016/09/13

パトラッシュ

191
巨大怪獣と対決する戦闘チームとは、ずっと映像分野が独占してきた。あまりに強烈な印象で半世紀以上も繰り返し作られてきたため、小説の形で公表するのは子供向け特撮物と同レベルとの気恥ずかしさがあったのかも。しかし、そんな遠慮をかなぐり捨てて正面から怪獣退治をテーマとした骨太のSF小説が本書だろう。『シン・ウルトラマン』や『怪獣8号』の原型なのは明らかだし、怪獣側にも相応の事情があると知った気特隊メンバーの心情描写は巧みだ。何より怪獣退治も官僚の任務というお仕事小説としての雰囲気が、全編にユーモアを漂わせている。2025/07/06

おしゃべりメガネ

159
初読みの作家さんで、普段あまり読んでいないSFジャンルの作品でした。サラサラと読めて、意外と構成もしっかりしており「ホントにこういう世界あるかも」と思わせてくれるほど、リアリティ抜群に書かれていました。SFというジャンルの宿命なのか、どうしても用語解説や状況説明にページ(文字数)を割いてしまい、個人的にはもう少しスピード感が欲しかったです。キャラも何人かは登場しましたが、どのキャラも個性がイマイチうすく、残念でした。一番強烈な印象を残してくれたのは「ヒメ」かなと。たまにはこんな作品もいいかもしれません。2014/06/21

takaC

100
各エピソード単体でも十分に面白いのだが、それらを集結してサゲへ終結させたつなげ方もまた見事。続編もチェックしたい。2014/04/13

文庫フリーク@灯れ松明の火

93
『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ゴジラ』『ガメラ』リアルタイムで見ている私。初の山本弘さんですが、凄いですね。理論は疎いのでむにゃむにゃですが、神話や特撮もの知識がディープインパクト。個人的にSF苦手な方なのに引き込まれました。ヒメが最終的にどうなるのかハラハラしつつ読了。着地点に安堵です。もっと楽しめたはずなのに堪能しきれなかったのは、ひとえに読んだ時期が悪かったゆえ。作品への賛辞惜しむものではありませぬ。特撮ものは『ウルトラセブン』が一番好きです。2011/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/587424
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品