創元SF文庫<br> おうむの夢と操り人形―年刊日本SF傑作選

電子版価格
¥220
  • 電書あり

創元SF文庫
おうむの夢と操り人形―年刊日本SF傑作選

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 698p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488734121
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2018年の日本SF短編の精華を収録。今年度版には円城塔、斉藤直子、坂永雄一、三方行成、柴田勝家、高野史緒、田中啓文、飛浩隆、西崎憲、長谷敏司、藤井太洋、古橋秀之、日高トモキチ、水見稜、宮内悠介、宮部みゆきの短編作品のほか、肋骨凹介、道満晴明による漫画も収録。巻末には第10回創元SF短編賞の受賞作と選評を掲載。編者二人による各作品解説や年間日本SF概況、短編推薦作リストなど解説記事も充実した、2018年の日本SFが一望できる年刊ベスト・アンソロジー。

内容説明

2018年に発表されたSF短編の精華を集成。

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年高知県生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家。2014年、責任編集の“NOVA”全10巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門を受賞。著書多数

日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968年神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。書評家、フリー編集者。編著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

33
いよいよ名残惜しい最終巻。読みたい本が増えるにつれ新たな作家をチェックする時間が減ってくる中で、最新日本SFのショーケースたる本シリーズは本当に楽しみだしありがたかった。編者の大森望さん日下三蔵さんには感謝の言葉しかありません。今回のお気に入りは、藤井太洋の表題作と飛浩隆「「方霊船」始末」、日高トモキチ「レオノーラの卵」、長谷敏司「1カップの世界」あたり。十二年間本当にありがとうございました!2019/10/10

ひさか

25
2019年8月創元SF文庫刊。年刊日本SF傑作選シリーズ12作目にして最終巻。19編のSFアンソロジー。えーっ、続けて欲しかった〜。って手を変えて続ける模様なので良しとします。2020/07/05

かとめくん

21
毎年のお楽しみ。年々分厚くなっていくこの選集だが、なんと今回で終わってしまうとのことで、残念です。有終の美を飾るにふさわしく今回も充実してました。気になったのは、「わたしとワタシ」「検疫官」「東京の鈴木」「大熊座」あたりでした。毎回のことですが、短編賞受賞作も面白い。今後の作品も楽しみです。2020/02/17

りょうけん

18
<F> 訳あって,半分ほど読んだ後三ヶ月位のブランクが開いた.コロナバイラス禍もその理由の半分くらいにはなっている.コロナバイラス禍と分けあう程の残り半分の理由は面倒なので書きたくない. とまれ, 本の表題になっている作品『おうむの夢と操り人形』がとても秀逸で面白かった。これなら次回作集にも期待できるし,作者の既刊本も読んでみようかしらとまで思った。 2020/06/27

おーすが

18
最後の創元年刊日本SF傑作選。大御所から新人作家まで混ぜこぜに読めるという贅沢。柴田勝家の「検疫官」、藤井太洋の表題作、高野史緒の「グラーフ・ツェッペリン〜」などがキッチリと面白かった。が、1番ときめいたのは創元SF短編賞受賞作、アマサワトキオの「サンギータ」。濃厚な背景描写からキャラがググッと立ち上がって来る。楽しい、かっこいい。一気読み。2020/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14091396
  • ご注意事項