感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
5
84年の480円の初版を読んだ。「神のごとき人々」三部作の2作目となるが、意味はまだ不明。カバーは稲妻を吐くドラゴンで、カバーから連想される未開的な冒険譚ではなく、部分的に極めてハードでコテコテな戦闘スペオペだ。ご都合や信条をも含めてSFのあらゆる要素を含んでおり、一作目から続けて読めばすごく面白い(本書単独では主要キャラの再紹介がないので積読となる可能性も高い)。本書は主人公エリの回想録的手法を用いて話が進むので、少なくともエリと編纂者のロメロは死なないことが判る。3巻目への期待が高まる。★★★★☆☆2017/12/06