感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
24
84年(昭和59年)の530円の推理文庫SF初版。近未来オプ“マシュー・スウェイン”物4部作(邦訳3部まで)の2巻目。著者は一発屋ではないがストーリーテラーかと問われれば返答に窮する。本書は月にいる恋人ジニーからのSOSに馳せ参じるマシューと陰謀を描く。440頁もあるのに基本冗長…カミングスやノートンの古典よりマシだが、カーク船長役のシャトナーの「電脳麻薬ハンター」よりはつまらない。初巻の売りの“ハードボイルドSF”の風味は微塵もなく、敵にマシューを殺さない裏事情があるから話が進んでいるだけ。★★★☆☆☆2025/05/13
goldius
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このシリーズはSFではないわい。2巻で見捨てました。2004/02/17